2ページ目(2ページ中) | 有名人も公表した「チョコレート嚢胞(のうほう)」をドクター解説!妊娠こそが最大の治療ってどういうこと?
基礎知識
2023/10/26 公開
2024/06/28 更新

手術が必要なのはどんなケース?
ただし、嚢胞が5~6㎝以上と大きく、がん化のリスクが高い場合や、月経痛などの症状がとてもきつくて不妊治療どころではないという場合、また、嚢胞がじゃまをして体外受精を行ってもうまく卵がとれないような場合は、腹腔鏡手術の適応になります。
腹腔鏡の手術は、全身麻酔をしておなかに2、3カ所小さな穴をあけ、そこから腹腔鏡を入れて、嚢胞を摘出します。周囲と癒着がある場合は、はがすなどの処置も行います。
手術後は、できるだけすみやかに妊娠をめざすことが重要です。30代前半までで、ほかに大きな不妊原因がなければ、体外受精の前に、タイミング法か人工授精(AIH)を3周期ほど試してみてもいいでしょう。
再発防止のために、術後にホルモン療法をしてから妊娠を考える方法もありますが、私は、ホルモン療法をせずに妊娠へのチャレンジをするのがいいと考えています。そのほうが妊娠率が高いとするデータが多いと思います。
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