妊活を始められたのは「嫁姑のドロドロ劇」のおかげ!?【ニッチェ・江上敬子さんの妊活#1】

不妊治療を経て、ふたりの子どもに恵まれたお笑いタレントのニッチェ・江上敬子さん。「妊活ライフを振り返ると、夫婦間のことや治療のことなど、悲喜こもごも、本当にいろいろなことがありました…!」。そんな日々の出来事や当時の思いを、どこよりも詳しく語る連載がスタート!全8回でお届けします。
嫁姑問題のマンガを読んで、妊活を意識!?
結婚4年目に妊活をスタートさせた私。自己流のタイミング法はすっ飛ばし、初めから不妊専門クリニックにお世話になりました。その選択の背景には、20代の頃に卵巣嚢腫の手術を経験し、卵巣が1つしかなかったことが大きかったんですが、「妊活は早いほうがいい」という考えが念頭にあったからです。
そもそも、なぜそんな考えを持つようになったのか…
それは妊活をしている身近な友だちはもちろんのこと、マンガから影響を受けたからです。私は無類のマンガ好き♡ 学生時代から、週刊誌やレディースコミックに載っているような、嫁姑のドロドロ劇が特にお気に入りでした(笑)。そういうマンガには、お嫁さんが妊娠できないことを悩んでいたり、それについて姑からいびられたりするシーンが度々登場するんです。
現実社会ではこんなことは起きてほしくないけれど、そんなシーンをマンガで目の当たりにするたびに、「子どもを授かるには時間がかかることも多いんだ…」と認識するようになりました。
ほかにも、少子化問題や不妊治療に関するニュースをテレビで見たり、妊活に励む芸能人の方々が綴ったブログを読んだりして、その考えはより強くなっていった感じです。
妊活初心者は『胚培養士ミズイロ』がおすすめ
実際の治療を描いたマンガとしては、おかざき真里さんが描いた『胚培養士ミズイロ』(小学館)がとても良かったです。このマンガは主人公である、不妊治療のスペシャリストの胚培養士・水沢歩と、子どもを望むカップルの思いが織りなすヒューマンドラマです。
今や14人にひとりの子が体外受精で生まれる日本ですが、不妊治療の現場を、しかも培養室の中を詳しく描いた医療マンガはあまりないので、貴重だと思います。読めば読むほど、「こんなに細かく、リアルに描かれているマンガは他にないんじゃないか?」と感心するばかり!
不妊治療と一口に言っても、夫婦ごとにケースは違い、ドクターの対応もさまざまなわけですが、そのあたりもよく描かれているな~って。そして、不妊治療を始める際に知っておきたい男性不妊についても知ることができるので、男性にもおすすめです。
治療中はどうしても夫婦間で温度差や気持ちのズレが生じてしまいがちですよね。私も自分が禁酒しているのに、目の前で夫がお酒を美味しそうに飲む姿に、腹を立てたことが何度もありました。。
ですが、このマンガを読んでいたら、我が家と状況は違うものの、「あ〜、うちだけじゃないんだ!」って思えた場面も。そんなことを通じて、“夫”という存在に過剰な期待をするのはやめよう、と割り切れた気がします(笑)。
『胚培養士ミズイロ』おかざき真里/小学館
ここから読めます!→→おばあちゃんに孫を見せてあげたい!体外受精に挑む夫婦の物語【胚培養士ミズイロ】〈1話まとめ〉
仕事をとるか?妊活をとるか?悩んだ末に・・・
こんなふうに、妊活前、そして不妊治療中に、マンガやテレビで気軽に妊活の知識を学べたのは本当にありがたかったです。
そして、実際に私が不妊治療を始めたのは、34歳のときです。夫から「子どもがどうしても欲しい!」と懇願されたのですが、ちょうど仕事がものすごく楽しい時期でもありました。
妊活当時は、相方の近藤さんに、いっぱい話を聞いてもらいました
でも、自分のカラダの状態や年齢などを考えたとき「もう待ったなし!だな」と。一念発起して不妊治療を始めたわけですが、そう決断できたのも、事前にある程度の知識があって、「妊活はスピーディーに行うことが大切」と認識していたからでした。
実際に治療を経験した立場として言わせていただくなら、子どもを望む方々にはまずは「妊娠には適齢期があること」「妊娠できるカラダは有限であること」を知ってほしいし、メディアにもぜひ周知してほしいなと思います。
あとで後悔する女性を増やしたくない。余計なお世話と言われればそれまでですが、コレ、私の本心です!
#2「卵巣嚢腫で卵巣を1つ切除。20代後半で“妊娠”をホンキで考えた」話。へ続く
取材・まとめ/濱田恵理
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1984年生まれ。島根県出身。相方の近藤くみこさんとお笑いコンビ・ニッチェ結成。お笑いコンテスト「女芸人No1決定戦THE W」では、2年連続決勝進出。TBS「王様のブランチ」など、レギュュラー番組も多数。 著書に『ニッチェ江上敬子のダンナやせごはん』など。
公式ブログ→「おいしいはなし」





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