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不妊治療・妊活のクリニック探し・情報収集ならあかほし 基礎知識コラム 〈排卵〉とは?知っておきたい妊娠の基礎知識をわかりやすく解説【ドクター監修】 2ページ目(2ページ中)

2ページ目(2ページ中) | 〈排卵〉とは?知っておきたい妊娠の基礎知識をわかりやすく解説【ドクター監修】

2024/05/23 公開

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ドクターが詳しく解説!原始卵胞がめざめて排卵するまでの日数は?

A:原始卵胞が成熟卵胞になるまで約半年かかります。

排卵される約半年も前から、原始卵胞はめざめて成長をはじめています。原始卵胞の成長は、大きく2つの段階に分けられます。まずは、胎児のときに途中まで進めていた第一減数分裂を再開させ、完了させるまで。3カ月以上かけて、原始卵胞は一層の膜を持った「一次卵胞」へと成長します。

一次卵胞にまで成長すると、今度は脳から分泌されるホルモンの作用を受けるようになります。卵胞を覆っている膜は多層に。そして、「卵胞液」と呼ばれる液体がたまってきます。「二次卵胞」の段階です。卵胞液は、卵子に栄養を届け、老廃物を排出する役割を担っています。二次卵胞の期間も約3カ月。この間にも、めざめた卵胞は徐々に消失していきます。

生き残った卵胞たちは、脳からの卵胞刺激ホルモン(FSH)を栄養に成長を続けます。その中で、いちばんFSHに反応し、大きく育った1つの卵胞が「主席卵胞」に。排卵に向かって進む切符を獲得します。排卵寸前の卵胞は、卵胞液に満ちていて20mm前後にまで育っています。

イラスト(排卵の仕組み)/德永明子

※『赤ちゃんが欲しい 2022秋冬』の内容を再編集して掲載しています。

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監修
監修

医療法人浅田レディースクリニック理事長。
より短い治療期間で妊娠という結果を出すため、エビデンスに基づいた治療や痛くない不妊治療・痛くない採卵を行なう。1982年名古屋大学医学部卒業。88年名古屋大学医学部附属病院産婦人科医員として不妊外来を担当。95年同病院分院でICSIによる治療開始。同年日本ではじめて精巣精子を用いたICSIによる妊娠例を報告。2004年浅田レディースクリニック(現・勝川クリニック)開院、10年浅田レディース名古屋駅前クリニック開院、18年浅田レディース品川クリニック開院。著書に『名医が教える最短で授かる不妊治療』『女の子が知っておきたい卵子のハナシ。』がある。

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