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2ページ目(2ページ中) | 生理不順だけど、自然に妊娠したいんです!そんな私を変えた夫の言葉とは?【人工授精で授かるまで】

2023/09/02 公開

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その後、人工授精にステップアップすることになりましたが、赤ちゃんは自然に授かりたいという気持ちが強く、最初は抵抗を感じていました。

でも、そんな私に、夫は「形は違うけど、人工授精だって愛し合っての治療だから、いいじゃないか!」と言ってくれたのです。ものすごく信頼している夫のそのひと言で人工授精にトライする決心がつきました。

その後は仕事を辞めて妊活に専念。仕事のストレスがなくなって気持ちは軽くなったはずなのに、なかなか妊娠しませんでした。

費用面を考えて、人工授精以上のステップアップは考えていなかったこともあり、生理がきそうになると落ち込んで…。でも風疹・麻疹の予防接種を受けるなど、あせらずできることを進めました。

だから、5回目の人工授精で妊娠がわかったときはすごくうれしかったです!夫との赤ちゃんを授かることができて、本当に幸せだと思っています。

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MKさんの妊活ふりかえり年表

◆ 26歳
11月/入籍後、不妊治療専門クリニックでタイミング法を開始

◆ 27歳
5月/結婚式を挙げる
6~7月/夫の精液検査、人工授精を2回行うが妊娠せず
10月/風疹・麻疹の予防接種を行う

◆ 28歳
2月/妊活再開。
卵管造影検査、3回目の人工授精を行うが妊娠せず

7月/4回目の人工授精を行うが妊娠せず

◆ 29歳
8月/5回目の人工授精で妊娠が判明

<ドクター解説>ここが妊娠までの最短ポイント
20代後半でクリニックを受診したことが一番の要因

多嚢胞性卵巣症候群の場合、子宮頸管粘液が少ないことが多いので、タイミング法だと精子が子宮にたどり着きにくかったのではないでしょうか。

年齢が若いうちであれば、フーナーテストがよいこともありますし、悪かった場合でも妊娠するケースがありますが、年齢が上がっていくほど妊娠しにくくなります。年齢とともに、卵子が精子をキャッチする能力も低下するので、20代後半で本格的に妊活を始めたことが妊娠につながったといえるでしょう。

できるだけ早く授かるために大切なのは、30代前半までに妊活を始めることです。そして、自己流タイミング法で授かれなかったら、次は不妊治療専門クリニックを受診するのがおすすめです。

遠回りしないためにも最初から「不妊治療専門」がおすすめ

一般的な産婦人科では人工授精までしか治療を行わないため、もし体外受精にトライしたいと考えた場合は不妊治療専門クリニックに転院することに。転院後に血液検査や超音波診断などで体の状態をもう一度調べることになり、その分、少し遠回りになってしまうことも。

また、パートナーと妊活への意識を共有できているかどうか、も忘れたくないポイントです。パートナーのほうに一緒に妊活する気持ちが少ないと治療がスムーズに進みません。そして、ストレスを減らすことが、妊娠するためによい影響をもたらすといえるからです。

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監修
監修

防衛医科大学校卒業。防衛医科大学校附属病院、自衛隊中央病院、木場公園クリニックを経て2005 年とくおかレディースクリニック開設。日本産科婦人科学会専門医、日本生殖医学会専門医。患者さんの立場に立って考えるやさしく誠実な診療で、妊婦さんの信頼が厚いドクターです。

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