20代は「若いから大丈夫」って言われてしまう…。生理が来るたびに胸が張り裂けそう【妊活カウンセリングルーム】

妊活メディア「赤ちゃんが欲しい」読者のみなさまからいただいたお悩みの中から、ご相談内容と不妊ピア・カウンセラーによるアドバイスを掲載しています。親しい仲でもなかなか相談しにくい、不妊治療についてのお悩み。先が見えない不安に押しつぶされてしまいそう。同じような悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
そんなお悩みにNPO法人Fine公認 不妊ピア・カウンセラーさんが答えてくれました。今回は「まだ若いから大丈夫」と言われてとまどっている方からの相談です。体外受精へのステップアップ時の注意点も。アドバイスを読んで、参考にしてみてください。
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人工授精5回で妊娠しませんでした。
体外受精を受ける前の注意点はある?
体外受精を受ける前の注意点はある?
ご相談者:ばちゃこ 様
私は結婚5年目、妊活2年目の29歳です。
タイミング法から始めて人工授精を5回行いましたが、いまだに授かりません。
医師には「まだ若いから」とよく言われますが、夫婦共々今すぐにでも子供を授かりたく、生理が来るたびに胸が張り裂けそうなほど、毎回辛い思いをしています。
仕事が手につかなくなり、自然と涙が出そうになる時もよくありますが、仕事をやめたら生活が苦しくなるため、退職するわけにもいきません。精神的に限界です。
この辛い状況を前向きに捉え、また頑張ろうと気持ちを持ち直すためにはどうしたらよいでしょうか。
また来月生理が来たら体外受精を考えているので、体外受精を受ける前の注意点など教えてもらえたら…。
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自分自身のココロとカラダを第一優先に考えて
ばちゃこ 様
はじめまして。NPO法人Fine公認不妊ピア・カウンセラーの寺島かおるです。
30代で不妊治療を5年間続けましたが、その後、治療生活にピリオドを打ち、現在は夫婦二人で暮らしています。タイミング法、人工授精、そして体外受精へステップアップの経験があります。
タイミング法から人工授精まで頑張ってこられた妊活が2年目となるのですね。ばちゃこ様とパートナー様ともに、今すぐにでも子どもを授かりたいと願っておられるところ、医師からは「まだ若いから」と言われたとのこと。
不妊治療を受ける女性は30~40代が多い現状ですので、20代のばちゃこ様に対して医師は、「まだ若いから大丈夫、焦らないで…」という励ましの意味で言葉をかけたのかもしれませんね。
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年齢にかかわらず、リセット時の気持ちはためこまないで
でも、希望を持ってステップアップして人工授精を繰り返しても、授かることが難しいという状況に、ばちゃこ様は生理が来るたびに胸が張り裂けそうなほど、辛い思いをされているのですね。
リセットする前に、十分悲しんだり、落ち込んだ気持ちを吐き出したりできていますか。あまり我慢しすぎないようにしてくださいね。
また、治療と仕事の両立には、さまざまな苦労がおありかと思います。仕事が手につかなくなり、涙が出そうになってしまう時もあるのですね。経済的な部分を考えると仕事も簡単にはやめられませんよね。
でも、仕事を続けること(無理のない範囲で)は、『不妊である自分』だけにならずに、それまでの自分をキープできるメリットもあるのではないでしょうか。
ただ、ばちゃこ様はご自身でも精神的に限界だとおっしゃられるように、今までずっと頑張ってこられて、カラダとココロの両方が疲れきってしまっているように感じます。
今回のご相談を一つのきっかけに、ちょっと立ち止まって、可能であれば治療から少しだけ距離を置き、ご自身のカラダとココロを休ませてあげることも必要なのかなという気がします。
『赤ちゃんが欲しい(あかほし)』は、主婦の友社が運営する妊活・不妊治療のお悩み解決メディア。ドクターや専門家監修の信頼コンテンツを中心に「妊娠したい」を全力サポートします。全国のクリニックや施設の検索もラクラク。
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