2ページ目(2ページ中) | ごはん抜きが太る原因!?朝食ナシ派のほうが、体脂肪率が高いって本当?【予防医療のプロおすすめの食材&食べかた】 | 不妊治療・妊活のクリニック探し・情報収集ならあかほし(赤ちゃんが欲しい)
MENU
不妊治療・妊活のクリニック探し・情報収集ならあかほし 妊活ライフコラム ごはん抜きが太る原因!?朝食ナシ派のほうが、体脂肪率が高いって本当?【予防医療のプロおすすめの食材&食べかた】 2ページ目(2ページ中)

2ページ目(2ページ中) | ごはん抜きが太る原因!?朝食ナシ派のほうが、体脂肪率が高いって本当?【予防医療のプロおすすめの食材&食べかた】

妊活ライフ
2023/08/19 公開
2023/08/25 更新

画像ギャラリー

また、体にいいものを食べることに加えて、「妊娠を阻害するものをどう減らすか」という点もポイント。

高GI、高脂肪の食事では、体内の炎症レベルが上がり、妊娠力が弱まってしまいます。また、炭水化物に偏った食事や、揚げ物、スナック菓子の食べすぎも要注意です。

※GIとはグリセミック・インデックスの略で、食後の血糖値の上昇度を示す指標です。

授かり力を高める食材&栄養はコレ!

ビタミンD -妊活の最重要ビタミン-

妊娠・出産に深く関わるのに不足している女性が多い、妊活の最重要ビタミンです。
カルシウムの吸収を助けることで知られるビタミンD。
実は最近の研究で、卵巣機能を向上させ、体外受精の着床率・成功率を上げるなど、妊娠する力を高める重要なビタミンであることがわかっています。
魚やきのこなどを意識してとり入れましょう。

腸内細菌 -免疫力を高める力をもつ-

加齢とともに悪化するのでメンテナンスが肝心!免疫力を高める力をもちます
腸内細菌は栄養成分を分解するだけではなく、人間の体内ではつくることができないビタミンB群や葉酸などの栄養素を供給してくれます。
年を重ねるほど状態が悪くなってしまうので、主食(ごはん)を抜かない、発酵食品を食べる、悪い油脂を控えるなどを心がけて。

低GI食品 -血糖値をコントロールする-

高血糖は体を焦がして卵巣機能を低下させます
血糖値は、肥満や糖尿病だけでなく、排卵障害にも影響します。
とはいえ、炭水化物はすぐれたエネルギー源であり、悪者ではありません。小麦や白米などの精製されたものは血糖値が上昇しやすいので、発芽玄米や雑穀米、胚芽パンなどを選ぶようにしましょう。

抗酸化・抗炎症食材 -アンチエイジングの立役者-

体の老化=サビや炎症を防ぐのは食べ物のチカラ!
活性酸素によって体がサビてしまう「酸化」と、免疫機能が過剰に働いてしまう「炎症」。どちらも老化を促進し、妊娠の妨げになってしまいます。

妊活中は、カラフルな野菜や魚のDHA・EPAなど抗酸化・抗炎症作用がある食材を積極的にとって。

良質な油脂 -卵子の質を改善する-

油脂のチョイスで排卵障害のリスクを回避できます

油脂は、老化を加速させるものもあれば、防ぐものもあるため、選び方が大切。
魚のDHA・EPA、亜麻仁油、えごま油、くるみなどに含まれるα-リノレン酸は「オメガ3脂肪酸」と呼ばれ、女性に最もとってほしい必須脂肪酸で、炎症をしずめます。

ただし食生活を改善して、一時的に妊娠力が高まったとしても、続けないといい状態はキープできません。ぜひ習慣化してくださいね。

あわせて読みたい記事
若返りホルモンは唾液にあった!?大人も実践したい「よくかんで食べる」習慣
【NG妊活】1日水2リットル習慣は迷信…!?温活ドクターが教えるホントのこと

PROFILE
PROFILE

一般社団法人ラブテリ代表理事。
アメリカで最先端の栄養学を学び、 栄養アドバイザーの資格を取得。 医師、 栄養士による予防医療チーム「ラブテリ トーキョー&ニューヨーク」主宰。 食と母子の健康に関する共同研究を複数手がける。Instagram @momohosokawa

X LINE
人気記事ランキング
  • 24時間
  • 月間
閉じる