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不妊治療・妊活のクリニック探し・情報収集ならあかほし 基礎知識コラム 〈排卵〉とは?知っておきたい妊娠の基礎知識をわかりやすく解説【ドクター監修】

〈排卵〉とは?知っておきたい妊娠の基礎知識をわかりやすく解説【ドクター監修】

2024/05/23 公開

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妊娠成立には、卵巣から飛び出した卵子と精子がタイミングよく出合い、受精し、子宮内に着床しなくてはなりませんが、卵子はどのように成長して卵巣から「排卵」されるのか、知っていますか?

妊活を検討している方も妊活中の方も、まずは、排卵の仕組みを理解しておくことが大切です。

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知っておきたい!「排卵」の仕組み

①月経スタート

排卵の仕組み

月経が始まったころの卵巣をのぞいてみると、小さな卵胞が見えます。これを二次卵胞といいます。卵胞とは袋状になっているもので、その中に未成熟な卵子が1個ずつ入っています。原子卵胞は排卵があってもなくても、年齢とともにどんどん減っていきます。

②卵胞が成長

排卵の仕組み

まず脳の視床下部からホルモン(FSH)が分泌され、脳下垂体に作用します。脳下垂体はその刺激を受けて卵巣に作用し、卵巣では卵胞が発育を始めます。一度に20個程度の卵胞が成長を始めますが、通常は最も大きな卵胞から1個の卵子が排卵されます。

③十分な大きさになったら卵巣を飛び出し、排卵!

排卵の仕組み

十分に大きくなった卵胞から飛び出した1個の卵子は、卵管へ移動します。腟から入ってきた精子は、卵子をめざして卵管へ。ここで卵子と精子が出合えば、受精のチャンス。1 個の精子が卵子にもぐり込むと、卵子は“受精卵”となって分割しながら子宮へ移動し、着床すれば妊娠となります。

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Q:排卵される卵胞の大きさは?

A:眠っているときの卵胞の大きさはおよそ0.03㎜ほど。そこからホルモンの刺激を受けて成長し、排卵時には約20㎜に。

Q:1回の生理周期で失われる卵子の数は?

A:1回の生理周期で排卵される卵子は1 個ですが、その陰では約1000個の卵子が目覚めて成長し、消えていきます。

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監修
監修

医療法人浅田レディースクリニック理事長。
より短い治療期間で妊娠という結果を出すため、エビデンスに基づいた治療や痛くない不妊治療・痛くない採卵を行なう。1982年名古屋大学医学部卒業。88年名古屋大学医学部附属病院産婦人科医員として不妊外来を担当。95年同病院分院でICSIによる治療開始。同年日本ではじめて精巣精子を用いたICSIによる妊娠例を報告。2004年浅田レディースクリニック(現・勝川クリニック)開院、10年浅田レディース名古屋駅前クリニック開院、18年浅田レディース品川クリニック開院。著書に『名医が教える最短で授かる不妊治療』『女の子が知っておきたい卵子のハナシ。』がある。

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