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不妊治療・妊活のクリニック探し・情報収集ならあかほし 基礎知識 【知っておきたい不妊治療用語辞典】OHSS(卵巣過剰刺激症候群)ってどんな症状?

【知っておきたい不妊治療用語辞典】OHSS(卵巣過剰刺激症候群)ってどんな症状?

2023/12/29 公開

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クリニックでのドクターからの説明、理解したつもりだけど家に帰ってきたら「あれ?どういうことだっけ…」ということありませんか?または、ドクターとパートナーが話を進めていて、理解が追いついていない…!という方もいらっしゃいますよね。

知らないことや、わからないことが多い妊活や不妊治療。治療をすすめていくなかで知っておきたいキーワードを妊活メディア「赤ちゃんが欲しい」がご紹介していきます。意味をしっかり理解することで、安心して治療を受けることができますよね。

卵巣過剰刺激症候群(らんそうかじょうしげきしょうこうぐん/OHSS)ってなに?

排卵誘発剤によって起きる副作用。卵巣の腫れ、腹水、血液濃縮、血栓リスクの上昇などが発生し、重症化すれば入院が必要に。複数の卵胞が発育した周期に妊娠すると、重症化しやすい。凍結胚移植をすることで、OHSSのリスクを低減することができる

関連記事:排卵誘発剤について詳しく!

わたし、OHSS経験しました…!

「卵巣過剰刺激症候群で緊急搬送、1週間入院しました。高いお金を払って治療しているのに、体もボロボロになり、妊娠もできず。つらかったです…」(30才/妊活歴4年5カ月)

クロミッド+HCGにて排卵を促していましたが、OHSSを発症してしまい、セキソビットに変更になりました。クロミッドより副作用が少ないと聞いていたのですが、帯下増加や下腹部痛などの症状は起こるのか不安です。(くまともさん)

ドクターからの回答はこちら

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3. クリニックに行く/問診票に記入
予約した日程にクリニックにいったら、まずは受付&問診票に記入。問診票には、最終月経の状態、生活習慣、既往歴など検査に必要な質問項目に答えます。生理中でもできる検査もあります。

4. 先生によるヒアリング
事前に記入した問診票を見ながら、医師と直接話す問診タイム。日ごろから気になっていることなどはここで質問を。過去の病歴や、流産・中絶経験などもつつみかくさず正直に答えることが重要です。

5. 内診&超音波検査
外陰部の視診や触診、腟鏡を使って腟内の状態確認を内診台の上で行います。外側からは見ることができない子宮や卵巣の内部は超音波で検査します。不妊治療における超音波検査は、内科の聴診と同様の位置づけだと考えましょう。

6. 血液検査&尿検査
血液検査と尿検査は、ほとんどのクリニックで初診の時に行われます。不妊の原因になる疾患が見つかればその治療が優先されるので、初診で調べるのが基本。

7. 会計・次回の予約
ひととおり検査が終了したら待合室に戻ります。その後、会計をすませて初診の検査は終了。検査結果が出るスケジュールを聞いて次回の予約をします。初診時の多くの検査は保険が適用されますが、保険適用の有無は確認しておくと安心です。

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2005年札幌医科大学医学部医学科卒業後、初期・後期研修を終え、09年より札幌医科大学附属病院産婦人科にて在籍。その後11年より、札幌近郊の二つのクリニックに勤務。14年6月より神谷レディースクリニック勤務。日本産科婦人科学会認定専門医、日本生殖医学会 生殖医療専門医、日本抗加齢医学会 抗加齢専門医。「多くのみなさんができるだけ早く妊娠できる不妊治療がモットーです!」

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