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2ページ目(2ページ中) | つわりだと思っていた吐き気は病気によるものでした。最初の妊娠は異常妊娠…【BLマンガ家が不妊治療にトライしました】

2023/10/14 公開
2023/10/16 更新

『不妊治療1800日~入院、闘病を経て39歳で二児の母になりました!~』(海王社)

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もともと夫と「治療は40歳まで」と決めていましたが、AMHを測ったら、42歳くらいの数値という結果で、「時間(も卵も)ない!」と、焦りました。卵の数が少ないと、体外受精に臨む回数も限られてしまうので、「40歳までにあと何回できるんだろう…」という不安はどんどん大きくなりました。

発熱にヒヤヒヤ、2人目妊活の葛藤

2人目妊活は、育児と仕事と治療の3足のわらじを成立させるのが大変でした。娘は保育園に行かせていましたが、急な発熱や嘔吐は日常茶飯事なので、いつくるかわからない不安を抱えての不妊治療。

とくに採卵前はヒヤヒヤして、お願いだから明日だけは熱を出さないで…!と祈りました。せっかく授かった娘の子育てを楽しみたいという気持ちと、2人目の治療もすすめたい、もう時間がない、という気持ちの葛藤がすごかったです。

大事な移植の日は娘の運動会(涙)

なかでも一番大変だったのが、移植日に娘の運動会と台風が重なったこと。当時は採卵しても受精卵が育たず、移植できないことが続いていました。5カ月ぶりにようやく移植できる!と喜んでいたら、その移植日がなんと娘の運動会当日。

運動会をあきらめるか、移植を次の周期にずらすかという究極の選択を迫られ、1日でどちらもこなす無理めなプランを立てていたら、運悪くちょうど台風が上陸…。電車が止まることを想定して、病院近くに前泊。

結局、運動会は翌日に順延になりましたが、電車が動かず帰ることができませんでした。娘には申し訳なかったけれど、このときの移植で第2子を授かることができました。

インタビューの後半へ続く>>
もっと早くやればよかった検査、長期戦をのりきるコツは…?

取材・文/岩村優子

不妊治療1800日~入院、闘病を経て39歳で二児の母になりました!~

婚活2年で結婚するも、授かる気配なし。不妊治療ではじめての妊娠、なのに流産…。そして闘病!?2人目治療の移植日は娘の運動会とバッティング!!40歳までに2児の母になるというゴールをめざし、走り続けた1800日の全記録。

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