はじめての生理からずっと生理不順・不正出血。原因は?病気の可能性もある?【医師監修】 | 不妊治療・妊活のクリニック探し・情報収集ならあかほし(赤ちゃんが欲しい)
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不妊治療・妊活のクリニック探し・情報収集ならあかほし 基礎知識 はじめての生理からずっと生理不順・不正出血。原因は?病気の可能性もある?【医師監修】

はじめての生理からずっと生理不順・不正出血。原因は?病気の可能性もある?【医師監修】

2024/01/27 公開

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日本で、不妊の検査・治療の経験がある夫婦は22.7%で約4.4組に1組。赤ちゃんを希望する年齢が高くなっていることもあり、不妊に悩む夫婦は増加傾向にあります。しかし、不妊治療には時間的なリミットがあるのも事実。

後悔しない判断をするためには、まず自分たちの置かれている状況をよく知ることが大切です。体のことはもちろん、治療内容をきちんと理解するために、山下レディースクリニックの院長・山下正紀先生に「体の不安と気がかり」に関する疑問に答えていもらいました。

月経不順で不正出血が続いています・・・

質問者データ
30歳/夫の年齢30代/妊活歴2年/既往歴:月経不順

初潮から生理不順です

「初潮のころから現在までずっと月経不順です」

基礎体温で見ると高温期がくる周期で40日から45日。高温期がこない場合は、24日目くらいから少量の出血が始まり、2週間から1カ月ほど続きます。今回は出血も多く、何かの病気ではと、とても不安です。

関連記事:高温期って?女性の体のリズムをきちんと知りたい

【ドクター回答】卵巣機能の不調による出血でしょう

月経周期が一定せず、高温期にならない無排卵のこともたびたびあるようですね。だらだらと出血が続くのは、排卵がきちんと起きていないためだと考えられます

不正出血の量が多いのも、病気というより、卵巣機能の不調によるものだと思います。お子さんを希望されているなら、まずホルモン剤によって周期を整え、排卵を促すことが必要です。
できるだけ早い婦人科の受診をおすすめします。

【注目記事】
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妊活スタート!治療の流れ

「赤ちゃんが欲しい」と思ったら妊活スタート。第一歩は病院探しから始まります。

1.まずはあなたにぴったりの病院を探す
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●病院の診療時間もチェック!
自分のライフスタイルにあった診療時間のクリニックかも合わせて確認しましょう。
あかほしの検索機能を使えば、9時前に診察OK、18時以降も診察している、土日祝も診察している、など条件からも探すことができます。

2. 予約(WEB予約をクリック)
受診するクリニックを決めたら、予約をいれましょう。WEBで予約をできるクリニックも増えています。初診だけは電話などで予約のクリニックもあるので、確認しましょう。

3. クリニックに行く/問診票に記入
予約した日程にクリニックにいったら、まずは受付&問診票に記入。問診票には、最終月経の状態、生活習慣、既往歴など検査に必要な質問項目に答えます。生理中でもできる検査もあります。

4. 先生によるヒアリング
事前に記入した問診票を見ながら、医師と直接話す問診タイム。日ごろから気になっていることなどはここで質問を。過去の病歴や、流産・中絶経験などもつつみかくさず正直に答えることが重要です。

5. 内診&超音波検査
外陰部の視診や触診、腟鏡を使って腟内の状態確認を内診台の上で行います。外側からは見ることができない子宮や卵巣の内部は超音波で検査します。不妊治療における超音波検査は、内科の聴診と同様の位置づけだと考えましょう。

6. 血液検査&尿検査
血液検査と尿検査は、ほとんどのクリニックで初診の時に行われます。不妊の原因になる疾患が見つかればその治療が優先されるので、初診で調べるのが基本。

7. 会計・次回の予約
ひととおり検査が終了したら待合室に戻ります。その後、会計をすませて初診の検査は終了。検査結果が出るスケジュールを聞いて次回の予約をします。初診時の多くの検査は保険が適用されますが、保険適用の有無は確認しておくと安心です。

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監修
監修

山下レディースクリニック院長。
1980年奈良県立医科大学を卒業し、京都大学産婦人科に入局。舞鶴市民病院産婦人科医長に着任。86年オーストラリア・アデレード大学で体外受精の基礎から研鑚を積む。90年神戸中央市民病院に着任。産婦人科医長、体外受精チーフとして数多くの患者さんの治療にあたる。97年神戸三宮に山下レディースクリニックを開設。これまでに約10,000 人の妊娠をサポート。著書『最新! 不妊治療ナビ』(主婦の友社)が好評。日本産科婦人科学会認定産婦人科専門医。日本生殖医学会認定生殖医療専門医。

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