2ページ目(2ページ中) | 葉酸たっぷり食材【納豆】に注目!栄養の宝庫「納豆」はこんなに優秀なんです♡
妊活中に「納豆」がおすすめな理由とは?
なぜ妊活中にも納豆がおすすめなのか。それは、妊活中に特に意識してとりたい、免疫力を高める「発酵食品」と、老化を防ぐ「抗酸化」、胎児の成長に必要不可欠な栄養素が含まれている食品だからです。
腸内を整える発酵食品は免疫力を高める力を持ち、健康を維持して体を生殖モードにしてくれます。
活性酸素による「酸化」は、妊娠を阻害する因子と言えます。納豆には酸化を抑える「抗酸化作用」が期待できる栄養素も含まれています。
納豆に含まれる主な栄養素と期待される効果をまとめてみました。
●ナットウキナーゼ … 血液サラサラ効果のある酵素。
●イソフラボン … イソフラボンは強い抗酸化力を持ち、女性ホルモン・エストロゲンと似た働きで若さを保つサポート。さらにホルモンバランスを整える効果があるとされています。
●葉酸 … 葉酸は胎児の先天性障がいのリスクを下げるのに役立ちます。流産のリスクの低減に関連するとの報告もあります。
●亜鉛 …亜鉛は体内を酸化から守る抗酸化作用をもちます。また、精子の形成や卵胞の発育、受精卵の成育にかかわるミネラルです。
妊活中にとりたい栄養素を豊富に含み、加熱することなく手軽に食べられることが、「妊活にぴったりの食材」といえますね。
関連記事→新米ママ“くみっきー”の妊活ごはんを栄養診断!妊娠をめざすなら、何をどう食べるのが正解?
納豆に多く含まれる、妊活必須栄養素『葉酸』に注目!
葉酸というと、緑色の野菜に多く含まれるイメージですが、納豆も葉酸食材!
葉酸は赤ちゃんの細胞が成長するときに必要となる栄養素で、胎児がグングン大きくなる妊娠初期にたくさん必要なんです。もし足りないと先天性の障害や、流産、死産などのリスクが高くなるという報告も出ています。
でも妊娠初期は、妊娠していることに気づかないこともあったりします。妊娠を意識し始めたら、体の準備としてとり始めておきたいですね。
葉酸は水に溶けやすく、加熱すると減ってしまいます。加熱しないで生で食べられる納豆は手軽で栄養価が高く、おすすめです。
関連記事→よく聞く栄養素「葉酸」って、なんで必要なの?食材からとれる?1日の目安量もあわせて知りたい【ドクターが解説】
妊活中、納豆を食べるときに気を付けたいことは?
栄養豊富な納豆ですが、食べ過ぎにも注意が必要です。
大豆イソフラボンの安全な一日摂取目安量の上限値は70から75mg/日(大豆イソフラボンアグリコン換算値)です。 納豆1パック(50g)に含まれている大豆イソフラボンは、約37mg。
1日の食事でほかにも大豆製品をとることがあるのなら、納豆は1日1パックで十分です。
また、血液の抗凝固剤(固まらないようにする薬)を飲んでいるかたは、薬の作用が弱まる可能性があるので、食べるのは控える必要があります。
参考:食品安全委員会 https://www.fsc.go.jp/sonota/daizu_isoflavone.html#19
妊活中の食事は、妊娠できる体に近づくだけでなく、元気に出産すること、健康な赤ちゃんを育むことにもつながります。だからこそ毎日食べるものは、なるべく体にいいものをとりいれたいですよね。
監修・アドバイス/長 有里子さん
sazukaru代表。管理栄養士。自身の不妊治療経験をもとに、妊活専門の栄養士として、食生活で妊娠しやすい体をつくる「授かるごはん講座」、妊娠中の「マタニティごはん講座」などを主宰。著書に『授かるための2人の生活術』(講談社)がある。
関連タグ
『赤ちゃんが欲しい(あかほし)』は、主婦の友社が運営する妊活・不妊治療のお悩み解決メディア。ドクターや専門家監修の信頼コンテンツを中心に「妊娠したい」を全力サポートします。全国のクリニックや施設の検索もラクラク。
- 24時間
- 月間
-
1【不妊治療スペシャリストインタビュー】〈立川ARTレディースクリニック〉院長・右島富士男先生2〈アラフォー妊活〉婦人科系疾患や2人目不妊など40歳前後に多い不妊原因にきめ細かい対応をめざす【にしたんARTクリニック】3【全国おすすめ子宝祈願】2024年絶対行くべき最強子宝スポット20選〜妊娠しましたレポ続々!4【排卵日検査薬】写真つきリアル体験談!実際に使ってみてどうだった?妊娠しましたレポートも5会員限定妊娠9週の壁?流産が怖い…どうしたら乗り越えられますか?【医師監修】6流産の原因は?自覚症状はある?防ぐことはできる?「自分を責めたり思い詰めたりしないで」【医師監修】72024年下半期の授かり運/リマーナすずの妊活占い8「流産」と診断されたら、手術が必要? 次の妊娠まで、どれくらい待ちますか?【医師監修】9Love Me Do(ラブミードゥ)さんがズバリ!2025年注目の数字は?満月や新月生まれ赤ちゃんの未来は?【イベントレポ】10妊娠8週、突然つわりがなくなった。子宮をズタズタにされたような気さえした。とにかく、悲しくて悔しくて【流産体験談】
-
1【全国おすすめ子宝祈願】2024年絶対行くべき最強子宝スポット20選〜妊娠しましたレポ続々!22024年下半期の授かり運/リマーナすずの妊活占い3【排卵日検査薬】写真つきリアル体験談!実際に使ってみてどうだった?妊娠しましたレポートも4「今月もダメだった…」34歳で授かるのって難しいのかな。会社で評価されても私の心は晴れなくて【30%~私の妊カツ~】#1(前編)5〈アラフォー妊活〉婦人科系疾患や2人目不妊など40歳前後に多い不妊原因にきめ細かい対応をめざす【にしたんARTクリニック】6【不妊治療スペシャリストインタビュー】〈立川ARTレディースクリニック〉院長・右島富士男先生7「避妊してないのに妊娠しない。つまり私は…」妻の訴えに年下夫は【30%~私の妊カツ~】#5(前編)8「仕事が生きがいなんじゃない?」結婚5年目。年下の夫との仲はいいけれど、たったひとつ足りないものがあって【30%~私の妊カツ~】#1(後編)9【精液検査の体験記】「なんだかんだで採精室にワクワク!」人気ブロガーが赤裸々レポート!10「健康な30代でも1年以内に妊娠する確率は30%前後」そんなこと知らなかった【30%~私の妊カツ~】#6(前編)