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不妊治療・妊活のクリニック探し・情報収集ならあかほし 基礎知識コラム 採卵した日も仕事できる? 転勤&転院したらどうなる? 卵子凍結Q&A【専門医監修】 3ページ目(3ページ中)

3ページ目(3ページ中) | 採卵した日も仕事できる? 転勤&転院したらどうなる? 卵子凍結Q&A【専門医監修】

2024/08/02 公開

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Q7:凍結した卵子は、地震などで電気が供給されなくなっても保管されますか?

A.卵子の凍結保存には電気は使っていません

受精卵の培養器は電気を使用しているので、地震などで電気の供給がストップした場合には、非常電源を用いて培養を中断し、凍結保存します。

一方、卵子の凍結保存には電気を使っていません。液体窒素を入れた容器で保存するため、液体窒素の補充ができれば問題なく保管できます。

Q8:転勤などで、卵子を凍結したクリニックとは別のクリニックで顕微授精をしたい場合、移送はできますか?

A.当院間では移送しています

当クリニックでは、品川と名古屋の間で専用車を使い、慎重に移送を行っています。

それ以外のクリニックへの移送は、先方のクリニックがOKすれば卵子を送ることは可能です。ただし、その後の移送や融解については、当院では責任をもつことはできません。

また、受精後は培養し、胚盤胞を評価してグレードの高いものを残しますが、評価方法はクリニックによって大きく違うので、その後の責任も負いかねます。そのため、現在では他クリニックへの卵子の移送はおすすめしていません。

もし転勤先で候補のクリニックがある場合には、移送の方法や移送の際にトラブルが起きたときの責任の所在、受精後の胚盤胞の評価方法などをきちんと確認しておきましょう。

取材・文/荒木晶子

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監修
監修

医療法人浅田レディースクリニック理事長。
より短い治療期間で妊娠という結果を出すため、エビデンスに基づいた治療や痛くない不妊治療・痛くない採卵を行なう。1982年名古屋大学医学部卒業。88年名古屋大学医学部附属病院産婦人科医員として不妊外来を担当。95年同病院分院でICSIによる治療開始。同年日本ではじめて精巣精子を用いたICSIによる妊娠例を報告。2004年浅田レディースクリニック(現・勝川クリニック)開院、10年浅田レディース名古屋駅前クリニック開院、18年浅田レディース品川クリニック開院。著書に『名医が教える最短で授かる不妊治療』『女の子が知っておきたい卵子のハナシ。』がある。

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