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不妊治療・妊活のクリニック探し・情報収集ならあかほし 体験談 体外受精で妊娠・出産。そして自然妊娠!でも妊娠8週目で悲しいできごとが【浜田翔子さんインタビュー/中編】

体外受精で妊娠・出産。そして自然妊娠!でも妊娠8週目で悲しいできごとが【浜田翔子さんインタビュー/中編】

2025/07/16 公開
浜田翔子さん

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不妊治療を経て、3歳、1歳、0歳の3兄弟のママとなったタレントの浜田翔子さん。第1子と第2子は体外受精、第3子は年子で自然妊娠と、ご自身も予想外の連続だったといいます。夫でYoutuberのカブキンさんと夫婦二人三脚で不妊治療に取り組む姿を、包み隠さず動画で発信してきた浜田さんに、改めて妊活当時のことを振り返っていただきました。

全3回のインタビュー中編では、夫婦の絆、第1子を授かった体外受精のこと、その後、第2子妊娠前に経験した稽留流産についてのインタビューをお届けします。

インタビュー前編を読む>>34歳でAMHが45歳!?すぐにでも授かりたいのに厳しい現実に直面して【浜田翔子さんインタビュー/前編】

夫の“妊活メシ”に支えられた

不妊治療クリニックへ転院してから受けたAMHの検査。「34歳でAMHの値が45歳」という結果にショックを受けました。そんな私のために夫が“妊活メシ”と題して、高タンパクで栄養価の高い料理を作ってくれるようになったことは、うれしいできごとでしたね。

夫がネットで色々検索してくれて、「AMHの値を上げることはできないけれどスピードをゆるやかにすることはできるらしいよ」と、卵子や体にいい妊活メシ作りを実践。それまで夫は料理なんてしたことがなく、最初は「包丁使えるの?」というレベルだったのに、オムレツや卵焼きをキレイに作れることに驚きました!

浜田翔子さん

浜田翔子さん
夫の“妊活メシ”でエネルギーチャージ!

サバ缶とはんぺんで作ったハンバーグや、厚揚げに納豆をはさんだもの、アボカド料理など、レパートリーも豊富になっていき飽きることがなかったです。どの料理もおいしくて感動して、スマホのアルバムに料理写真をたくさん保存しています。

不妊治療中はつらいこともたくさんあるなかで、私のために妊活メシを作ってくれる夫にすごく救われました。

私は採卵、夫は採精!夫婦で体外受精にトライ

夫手作りのおいしい“妊活メシ”を食べる生活を続けて、いよいよ体外受精にステップアップ。

まずは採卵です。夫婦でクリニックへ行き、私は採卵へ、夫は採精へ。通っていたクリニックは麻酔なし(!)で採卵を行う方針だったので緊張はありましたが、チクッとした程度で無事に1個採卵できました。ちなみに、採卵のためにクリニックを受診した時間は、朝の7時40分!

その後、採精を終えた夫と合流。培養士さん、夫、私の3人で話をする時間があり、そこで採れた卵子の写真を見せてもらい、夫の精子の運動率データなどもいただきました。さらに先生からも色々と説明を受け、受精結果は明日わかるということなどを丁寧に教えてもらい、帰宅。

そして翌日、メールで「受精しました」という連絡があり、数日後、新鮮胚移植(受精卵〈胚〉を凍結せずに1回の生理周期内で子宮へ戻す方法)へ。そのとき、子宮の中に受精卵を戻す瞬間の動画がリアルタイムで見られたのは感動しました。

その10日後に着床が確認され、「おめでとうございます!」と言葉をかけていただいたときは、涙があふれました。

妊娠・出産は何があるかわからない

不妊治療にかかったお金については、第1子妊活当時は保険診療前でした。ざっくりとしか覚えていませんが、最初のレディースクリニックでは検査や人工授精代で20万円ほど、転院先の不妊治療クリニックでは、検査代や体外受精代などを含め約70万円、トータルで100万円弱はかかっていたと思います。

浜田翔子さん
念願のマタニティフォト♡

妊娠経過は順調で、おなかの中の赤ちゃんもスクスク育ってくれて臨月に突入したのですが、予定日まであと1週間というところで、突然胎動を感じなくなってしまったんです。緊急入院となり、そのまま帝王切開での出産となりました。

妊娠・出産は何があるかわからないことを実感しながら、無事に生まれてきてくれて本当にうれしかったです。

その後、初めての自然妊娠!でも…

第1子を不妊治療で授かった私ですが、出産から半年も経たずに自然妊娠したんです。自己流と病院指導のタイミング法、人工授精、体外受精と、これまで一度も自然妊娠したことがなく初めての経験だったので、「私も自然妊娠できるんだ!」とうれしい気持ちになりました。

1回の体外受精でうまくいったこともあり、次の妊娠がわかったときはすぐに家族などに報告。早速スマホに妊娠アプリを入れて、名前(胎児ネーム)も登録して、二人目出産に向けてすごく気分が上がっていました。

でも、妊娠8週ごろ病院を受診したときに胎児心拍が確認できず、先生から「稽留流産です」と告げられました。

一人目を帝王切開で出産していたこともあって、処置は手術ではなく自然排出のほうがいいとのこと。子宮内容物を自然に排出されるのを待つので、赤ちゃんの心拍が止まっているのにつわりはあるし、流産とわかったあとも病院に行かなくてはならないし、とても虚しい気持ちになったことを覚えています。

すごく悩んだ「流産公表」のタイミング

これまで、採卵や移植、採精のことなど不妊治療の詳細を包み隠さず動画で発信してきた私たちでしたが、その後しばらく流産のことを話すと泣いてしまう精神状態が続いたので、流産については公表しない選択肢もあるかな、と思っていました。

浜田翔子さん
YouTubeチャンネル『カブしょこ新婚夫婦』で不妊治療のリアルを発信。

でも、流産経験を発信しているかたのYouTubeやブログなどを見て私自身が救われた経験もあり、不妊治療のときのようにすぐに公表することはできませんでしたが、流産から約1年という時間を経て、公表することにしたんです。

稽留流産という悲しいできごとがありましたが、長男出産から1年後、二人目妊活を始めることを決めました。

インタビュー続きを読む>>新鮮胚移植、凍結胚移植、自然妊娠で3人の男の子のママに。メンタルの限界を乗り越えて【浜田翔子さんインタビュー/後編】

PROFILE浜田翔子(はまだ しょうこ)さん
浜田翔子さん
1986年1月1日生まれ、京都府出身。2003年よりレースクイーンとして活動し、その後はグラビアアイドル、タレントとして活躍。2020年6月にYouTuberのカブキン氏と結婚。21年12月に第1子、24年1月に第2子、25年1月に第3子を出産。YouTubeチャンネル『カブしょこ新婚夫婦』▶https://www.youtube.com/@kabushoko Instagram▶instagram.com/shoko_hamada X▶twitter.com/shokohamada

取材・文/田代祐子

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