<不妊治療からの36歳・初産>まじで、無痛分娩が最強!?出産の流れ、正直レポートします
妊活・不妊治療すること8年。顕微授精の末に、私たち夫婦(ゆうこ:36歳・夫:35歳)が妊娠へと至ったのは2021年3月のことでした。自然分娩か、無痛分娩か。里帰り出産か、今住んでいるところで産むのか。さまざまな決断を経て、私は「里帰り出産の無痛分娩」を選びました。
出産を終えた今、その決断は正解だったといえます。
とくに、無痛分娩を選んだのは私としては、大正解だったのです。「無痛分娩しか勝たん!」そう思った36歳の初産レポートをお届けします。
ゆうこさんの不妊治療>>「移植周期の検査で子宮内膜ポリープが発覚…」
私が無痛分娩に決めたわけ
自然分娩か、無痛分娩かは出産の迷いどころの2択ですが、私は妊娠した当初から無痛分娩を選ぶと決めていました。36歳という年齢のこともありましたが、そもそも顕微授精をしている段階で”100%自然”を重んじる価値観がなくなっていたのもその要因です。医療のチカラで負担が減るのならば、おおいに頼ろうという考えでした。
さらに勤め先が経産婦が多い職場だったこともあり、出産についての「本音」も耳に入ってきていました。
「自然分娩は感動するっていうけど、痛いものは痛いよ!」
「出産するなら、無痛分娩のほうが産後の回復が全然違う」
「このご時世、1人で産むならなおさら自分の負担を減らしたほうがいい」
ちょうど新型コロナウイルスの感染拡大がめざましくなっていて、医師からも「立ち合い出産はちょっと厳しくなるかもしれないね」といわれるようになっているころでした。「そうなると、出産は私1人で臨むってこと?」ただでさえ初産で不安が多いなか、痛いといわれる陣痛に私は耐えられるのだろうか…。そんな思いを巡らせた結果、「ここは無痛分娩を選ぶべきだ」という結論に至ったのです。
出産5日前のお腹。エコー写真では顔がくっきり!
お産クリニックが行う無痛分娩の流れとは?
出産するクリニックが行っていたのは「自然無痛分娩」という方法でした。
「計画無痛分娩」のように、あらかじめ分娩日を決めておくのではなく、本陣痛がきてから入院して麻酔をしましょう、という方法です。「赤ちゃんのタイミングで出産するべき」という方針でした。
無痛分娩を希望する場合には、事前に医師の説明を聞いて、同意書を提出しておけばOKとのこと。医師からも「陣痛がきて入院となれば、子宮口の開き具合や陣痛間隔にかかわらず、ゆうこさんのタイミングで対応するから安心してね。夜中に陣痛が来たとしても24時間対応しているから大丈夫だよ」と言葉をかけられました。
子どもの頃から知っている地元の病院でしたが、ちょうど1年前にリニューアルして設備が一新。無痛分娩を第一に病院選びをした結果、全室完全個室でニューボーンフォトなどのサービスも充実しているこの病院となりました。
ビジネスホテルより断然広い個室!快適に過ごすことができました
地元の平均相場よりも入院費用は少々お高めでしたが、ここにしてよかったかも、無痛分娩の同意書を提出した私はすでにそんな思いに溢れていたのです。
ついに始まった!36歳初産の無痛分娩
そんな私の出産は、フライング受診からスタートしました。
破水疑惑とおしるし
出産予定日当日の9日には、陣痛が起こる気配はなく、ふだんと変わらない1日が過ぎていきます。しかし、めざめた10日の朝。身支度を整えていると、足元に生ぬるいような違和感が広がっていることに気づいたのです。慌ててトイレに向かうと、破水のようなシミとおしるしのような血液…。
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