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不妊治療・妊活のクリニック探し・情報収集ならあかほし 不妊治療コラム 体外受精・顕微授精でなかなか妊娠しないです…。子宮卵管造影検査を受けるべき?【不妊治療専門医アドバイス】

体外受精・顕微授精でなかなか妊娠しないです…。子宮卵管造影検査を受けるべき?【不妊治療専門医アドバイス】

2023/08/14 公開

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妊活・不妊治療を始めると、ときにはセカンドオピニオンを聞きたくなりますよね。全国の読者さんから寄せられた質問に、不妊治療専門ドクターが回答します。

今回は採卵、肺移植を10回以上している、という36歳の方から。回答ドクターは『赤ちゃんが欲しい』で長年にわたり定評あるアドバイスを続けてくださっている山下レディースクリニック院長の山下正紀院長です。

顕微授精をしていますが、子宮卵管造影検査をしたほうがいい?

質問者データ
36歳
多嚢胞性卵巣症候群、高プロラクチン血症、子宮筋腫の手術あり 顕微授精で治療中。

2年前に流産しました。また子宮筋腫の手術も受けています。体外受精にトライして採卵は10回以上、受精卵を子宮に戻す胚移植も10回以上しています。

卵管がつまっているかもしれないのですが、子宮卵管造影検査はしたことがありません。いまからでも検査したほうがいいでしょうか?体外受精・顕微授精をしているのに、この検査をする意味はありますか?

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子宮卵管造影検査は受けてみる価値がある

子宮卵管造影検査は卵管の中が通っているかどうかを調べる検査です。今からでも受けてみられてもいいと思います。

体外受精や顕微授精をしているなら、卵管が閉塞すること自体は問題にはなりませんが、卵管水腫のように卵管に炎症があり、腫大している場合には、貯蓄して古くなった卵管液が子宮膣内に逆流し着床の障害になることがあります。

その意味で一度子宮卵管造影検査で調べておいてもいいでしょう。

もし異常があれば、先に卵管水腫の処置をして、そのあと顕微授精をすることをおすすめします。
ただ着床に影響を与えるような卵管水腫があればエコーで注意深く検査すれば診断できるだろうと思います。ドクターにより見解は異なると思います。この方の主治医は卵管造影検査なしで大丈夫と判断されたのでしょう。

多嚢胞性卵巣症候群で36歳とのことですので、体外受精・顕微授精は正しい判断かと思います。以前はOHSS(卵巣過剰刺激症候群)のリスクが高いとされてきましたが、現在はアゴニストーアゴニスト法による適切な卵巣刺激を行えば、OHSSの危険性はほぼありません。

採取できる卵子の数が多いことを考えると、むしろ多嚢胞性卵巣症候群は妊娠成立に有利に働くと私は考えています。心配せず治療を続けてください。

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監修
監修

山下レディースクリニック院長。
1980年奈良県立医科大学を卒業し、京都大学産婦人科に入局。舞鶴市民病院産婦人科医長に着任。86年オーストラリア・アデレード大学で体外受精の基礎から研鑚を積む。90年神戸中央市民病院に着任。産婦人科医長、体外受精チーフとして数多くの患者さんの治療にあたる。97年神戸三宮に山下レディースクリニックを開設。これまでに約10,000 人の妊娠をサポート。著書『最新! 不妊治療ナビ』(主婦の友社)が好評。日本産科婦人科学会認定産婦人科専門医。日本生殖医学会認定生殖医療専門医。

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