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不妊治療・妊活のクリニック探し・情報収集ならあかほし 体験談 半年の安静期間を経て出産へ。じっとしていれば本当に赤ちゃんに会えるの?【29歳さくらさんの場合】 2ページ目(2ページ中)

2ページ目(2ページ中) | 半年の安静期間を経て出産へ。じっとしていれば本当に赤ちゃんに会えるの?【29歳さくらさんの場合】

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働きたいのに働けないことや行動が制限されるという精神的打撃、ホルモンバランスの変化も影響してか、社会から閉ざされた気持ちになり、「どうして私がこんなに大変な目に合わなきゃいけないの!」と家で一人涙したことも。

楽しい妊娠生活を思い描いていただけにショックが大きく、買い物や旅行に出かけたりできる健康な妊婦さんを疎ましく思うことも多かったです。

安静の甲斐もあってか入院には至らなかったものの、胎児の大きさは正常範囲内で最低値のまま。血流が悪い状態に加え不整脈の症状も出てきたため、何かあったらすぐ対応できるようにとNICU(新生児集中治療室)のある総合病院を紹介され、転院することになりました。

その後も週に1度のペースで妊婦健診を行い、赤ちゃんがマイペースながらも成長を続けていることが心の安定につながっていました。

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そして、いよいよ出産

妊娠後期38週頃にようやく医師から「(赤ちゃんのサイズが)ボーダーラインを超えた」と安心のひとこと。今までは正常範囲内の最低値ギリギリでしたが、ようやくそのラインを離れ平均値に近付いたのです。結果、40週で安産となりました。

およそ半年の間、続いた安静生活は、思うようにいかず涙する日々。そこから脱却するために、産まれてくる赤ちゃんの洋服やおもちゃなどをスマホで検索したり、好きな映画やドラマを見たりと、寝たままでもできることを実践しましたが、何をしてもダメでした。

しかし、乗り越えられたきっかけになったのが、私と同じように切迫早産で安静生活を送った後、無事出産した友人の話を聞いたこと。友人は「子宮頚管が短い」という理由で切迫早産と診断され、長く入院生活を送っていました。

私のモヤモヤの原因は「安静にしていれば本当に元気な赤ちゃんを産めるのか?」ということがベースにあったため、友人の話を聞いて「大変な思いをしているのは私だけじゃない。自分の体を労わり医師を信じて日々過ごせばきっと大丈夫。」と心から思えたのです。

出産した今では、大きな病気を患うことなく元気いっぱいに育つわが子を見ると、安静症状のあった生活を乗り越えられてよかったと、心から思えます。

※この記事は個人の体験です。治療や薬の処方などに関しては必ず医師に相談してください。

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